政府の構造改革案に伴う大学の統廃合や特定研究への特化、さらに教育・研究のグローバル化に伴う大学評価の一般化など、現在の大学を取り巻く環境は今後も予断を許しません。
このような状況で、「選択される大学」と「選択する大学」の二極化がますます進むと予想されています。おのずと学生を選択する大学はさらに入学が難しくなるでしょう。
帰国子女受験が楽だった時代は終わっています。必要な情報を得て、的確な準備を行い、十分な知識を蓄えなければ希望の大学へは入学できません。
大学で学ぶ学問や経験は、あなたの将来に必ず大きな影響を与えます。しっかり将来を見据え、自分の希望をはっきり持ち、あなたにとって最適な大学を選択し、入学に必要な学力をつけ、突破するための戦略を練る、という事がいつの時代でも受験の王道です。
これらは帰国子女受験でも変わりはありません。それどころか、一般入試とは違った観点から評価され、もともと情報が不足しがちな帰国子女受験であるからこそ、事前の情報収集はさらに大きな意味を持っています。
例えば、私大の雄として人気を分け合う早稲田・慶應・上智ですが、帰国子女受験校として考えた場合、その受験対策はまったく異なります。慶應は海外現地校での成績を重視する代表校であり、上智は当日の学科試験の結果を重視する代表校と言えます。
つまり、慶應を目指すなら何をさておき今現在のアメリカでの成績を向上させSATやTOEFLの点数を上げる事に努力せねばなりませんが、上智を目指すなら現地校での成績は多少目をつぶり、その時間を日本式の受験勉強に切り替える必要がある、というようにまったく戦略が異なるのです。
なお、早稲田は現地校の成績と学科試験の成績の両方から総合的に判断しているようですが、いくつかの学部を除いて共通試験が課されたり、学部によっては面接が廃止されるなどと動きがあり、これらに対応するためには学部毎の情報収集を怠るわけには行きません。
多少極端な例ですが、もしあなたがESLにいたとして、そのままESLに残って成績を高く見せるか、あるいは早くESLを出て実際の英語力をつけるか、といった事も戦略の一つになります。
これらの判断をするためには、まずは大学や学部を選択し、より詳しい情報を得る必要があります。
ここには、帰国子女であるあなたが、大学を選択するための情報(大学ランキング、偏差値ランキング etc.)、受験するために知らねばならない事(帰国子女受験の日程や募集要項、受験資格、試験科目、提出書類 etc.)、そしてなにより試験を突破するために必要な情報(過去問、必要SAT点数、面接や小論文 etc.)が用意されています。
あなたが満足行く十分な受験準備を行い、希望する大学に入学し、海外生活で培った経験を活かせる日が来る事を、心より祈っております。また、そのためにこのサイトが多少なりとも役に立てばとても嬉しく思います。